前回の記事でカーボンマネジャーのキャリア段位制度を
少し紹介しましたが、似たような講座に
”地域カーボン・カウンセラー養成講座”というものがあります。
この養成講座は内閣府の地域社会雇用創造事業の一環として、
2010年(平成22年)からスタートしました。
世界各地で頻発する異常気象は今年も起き、
もはや異常な状態が正常のように感じてしまいます。
今年もアメリカでは季節外れのハリケーン(サンディ)が発生し、
中国では日本人が犠牲となった万里の長城での豪雪、
水の都ベネチアでは大雨により水位の上昇と立て続けに
ニュースを目にしました。
異常気象の原因の一つとして考えられてるのが
地球温暖化であり地球温暖化の原因として挙げられているのが
CO2=二酸化炭素、です。
地球温暖化対策は人類に突きつけられた大きな課題となっています。
その為の専門知識を有し、このCO2(二酸化炭素)の削減を
地域や職場で指導する人が地域カーボン・カウンセラーです。
講座の詳細については一般社団法人カーボン・マネジメントアカデミーの
公式サイトをご覧下さい。
最大の特徴は講座の受講費が無料であるという事です。
ですから、本気でCO2の削減への志が高い人はチャレンジしてみる
価値があると思います。
資格取得後はNPO法人を設立したり、セミナー講師として活躍する
人もいます。
もちろん、環境系の企業で働く人にとってはキャリアップとなるでしょう。